最強の繊維!焚き火で使えるおすすめアラミドグローブ8選

最強繊維の手袋!焚き火で使えるおすすめアラミドグローブ8選 キャンプウェア

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

焚き火やキャンプでの安全は手元から!耐熱性・耐久性に優れたアラミドグローブの特徴や選び方を徹底解説します!
革手袋よりアラミドグローブ派の人のために、人類が開発した最強の合成繊維【アラミド】を使用したおすすめグローブ8選を紹介します。

ぜひあなたにぴったりのアラミドグローブを見つけてみてください!

アラミドグローブとは?なぜ焚き火に使えるの?

アラミド繊維のグローブがなぜ焚き火をする際のグローブに適しているのかを解説します。アラミド繊維の特徴も紹介するのでぜひチェックしてみてください。

アラミド繊維の特徴

アラミド繊維とは人類が開発した「最強の合成繊維」の1つです!
同じ重量の鋼鉄の5倍の強度を持ちながら非常に軽量で、衣類の繊維として加工もできる素晴らしい繊維です。

耐火性と耐衝撃性に優れているので、防弾チョッキやレーサーの耐熱スーツなどにも使用されています。
また、アラミド繊維には、引張強度優れたにパラ系と、耐熱性と耐摩耗性に優れたメタ系の2種類があります。パラ系は補強材や船舶用ロープなどに、メタ系は防火服や断熱材に適しています。

焚き火での安全性と耐久性

火災事故が起きやすいレーサーの防火スーツや、消防士の防火服にも採用されるほどの耐火性があるので焚き火程度の火力であれば全く火傷の心配がなく使用可能です。

焚き火といえば牛革などの革製品のグローブが思い浮かびますが、アラミドは革よりも優れた耐火性と耐熱性があります。アラミド繊維のグローブは真っ赤になった炭を持っても熱を感じないほど耐熱性と耐火性に優れています。

安全面を考えると革性のグローブは焚き火よりも作業用のグローブとして使用するのがおすすめです。

焚き火でアラミドグローブを使うメリット

焚き火でアラミドグローブを使うメリットを3つ紹介します。

火傷やケガの防止

アラミド繊維の耐熱性と耐火性はグローブに加工可能なあらゆる繊維の中で1番です。焚き火やバーベキューの火おこしなど火傷の危険がある場合は油断せずにアラミドグローブを使用しましょう。

特に、炭を燃やす場合は1000℃ほどの温度になります。火傷はⅠ度Ⅲ度の深さで分類されますが、1000℃の炭が皮膚に触れると一瞬でもⅢ度熱傷(重度の火傷)が起こります。
  • Ⅰ度熱傷:表皮のみ(この温度ではほぼ起こらない)。
  • Ⅱ度熱傷:真皮まで損傷し、水ぶくれが生じる。
  • Ⅲ度熱傷:皮膚全層とその下の筋肉、骨までが焼ける。
焚き火をするような環境では患部を即座に冷やすことができないので、アラミド繊維のグローブを使用して火傷のリスクは最小限に抑えましょう。

熱い鍋や鉄板の扱いやすさ

キャンプで焚き火をする場合は、料理の熱源として利用することが多いですよね。アラミドグローブがあれば熱い鍋や鉄板も火傷を恐れずつかむことができます。

焚き火は火力調節がガスコンロのように簡単にできず、一瞬で火力が上がり調理中の食材を避難させなくては行けないといったことが頻繁に起きます。木の棒や袖を伸ばして鍋を掴んでいてはいつか絶対に火傷をしてしまうので、焚き火で料理をしたい場合は必ず耐熱グローブを用意しましょう。

キャンプ初心者にも安心の使い心地

アラミド繊維は鋼鉄以上の強度がありながら加工がしやすいのが特徴です。グローブ(手袋)は人間が身につける衣類の中で最も繊細な縫合技術が必要な複雑な衣類です。

このような複雑な形にもアラミド繊維であれば対応可能で、耐熱グローブとは思えないほど手にフィットします。安価な耐熱グローブは付け心地が悪く、長時間経つと指の間が痛くなってしまうものも多いですよね。

手にフィットするアラミドグローブで、ぜひストレスフリーな焚き火を楽しんでください。

アラミドグローブは絶対に濡らすな!

アラミド繊維は熱伝導率が低い繊維ですが、繊維が水分を含むと一気に熱を通すようになります。これにより、熱が手に伝わりやすくなり火傷のリスクが増加します。

また、グローブが濡れた状態で熱いものを触ると水が蒸気となり、蒸気火傷を負う可能性もあります。ご飯が炊き立ての炊飯器の蓋を開けると熱々の水蒸気で火傷しそうになるアレです。
手袋内は密閉された空間で、水蒸気の逃げ場がないので濡れたアラミドグローブを使用するのは絶対にやめましょう。

アラミドグローブを選ぶ際のポイント

アラミドグローブを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。アラミド製なら何でもOKだと思っていると失敗することがあるのでぜひチェックしておいてください。

アラミド繊維の使用率

アラミド製グローブを謳っていても、よくみてみるとアラミド繊維の使用率がかなり低い詐欺紛いのグローブが存在します。
耐熱性や耐久性を十分に発揮するためには少なくとも70%以上のアラミド繊維の含有率が必要です。
伸縮性や柔軟性を補うためにポリエステルやナイロンが使われることがあるので100%アラミドである必要はないです。

プロ仕様や高耐熱を求める場合には、90%以上のアラミド繊維が使われた製品がおすすめです。完全にアラミド繊維で作られた製品は硬くなりやすいですが、耐熱性や火の粉への耐性は非常に高いです。

耐熱温度が300℃以上

アラミドグローブの商品説明に耐熱温度が300℃以上で明記されているものを選んでください。アラミド繊維の含有率が高く、信頼できるブランドであれば耐熱温度の明記は必ずされています。

耐熱温度の明記が曖昧だったり、されていない場合は焚き火グローブとして使用するには危険ですので避けましょう。

サイズ感とフィット感の重要性

グローブとして使用する以上、サイズ感とフィット感はとても重要な選ぶポイントです。サイズ選びを間違うと手が痛くなったり、使うのが億劫になってしまうのでしっかりサイズ表と自分の手を見比べながら購入しましょう。

アジア以外の海外製品は日本製よりも一回り大きいので注意が必要です。

デザインと使い勝手

アラミド繊維の配合率やサイズ感と同じくらいデザインも重要です。アラミドグローブは革手袋ほどではないですがお手入れが必要です。
お気に入りのデザインのグローブはしっかりお手入れして長く使いたくなるのが人間の心理ですのでかっこいいと思えるデザインのグローブをチョイスしましょう。

おすすめアラミドグローブ8選

焚き火でも安心して使用できる「アラミドグローブ8選」を紹介します。【アラミド繊維が70%以上】または【耐熱温度が300℃以上】のグローブを中心に紹介します。

THE NORTH FACE ボルケーノキャンプグローブ

アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
-%300℃フリーサイズ
指先と指の付け根(白い部分)をアラミド繊維で補強しているノースフェイスの焚き火グローブです。手に馴染みやすいヤギ革を使用しているので使い込むほど手にフィットしていきます。
アラミド繊維は1部でしか使用されていませんが4層の超厚手グローブなので耐火性はバッチリです。

ペトロマックス アラミドプロ300グローブ

ペトロマックスはドイツのブランドで、ランタンが有名ですがアラミドグローブも取り扱っています。製造は中国ですが、ドイツのグローブなのでかなり大きめのサイズ感になっています。
小柄な女性にはかなり大きいので、中に軍手を履くなどして対応すると良いでしょう。
アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
-%300℃フリーサイズ

DOD アツイノイケルシランケド

アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
100%500℃(15秒以内)フリーサイズ
DODのアラミド繊維で編まれた手首まで隠れるグローブです。手首までしっかり保護してくれるので、火の粉がバチバチ飛んできても火傷の心配はありません。
真冬で着込んでいるとアウターをまくらないといけないのが面倒な時がありますが、安全面という意味ではかなり優秀なアラミドグローブです。

APEGG耐熱グローブ

手首までしっかり守ってくれるタイプのアラミド繊維100%のグローブです。DODのアラミドグローブ同様500℃までの耐熱グローブです。
グリップのロゴデザイン以外作りがDODと完全に同じなのでOEM商品でしょう。値段はどちらもほぼ同じですがAPEGGの商品にはカラビナが付属します。こだわりがなければセール状況で選びましょう。
アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
100%500℃(15秒以内)フリーサイズ

snow peak ファイヤーサイドグローブ

グローブ本体はアラミドではなくスエード革(牛革)を使用していますが、縫い糸にアラミドを使用しています。インナーグローブが付属している2重構造の焚き火グローブなので、熱々の鉄板を持っても熱を感じることはありません。
使い込むほど味が出る革製品にアラミドを組み込んだ丈夫なグローブです。
スノーピークは全ての商品が永久保証なのもありがたいです。
アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
縫い糸にアラミド500℃フリーサイズ

トールグローブ

アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
100%500℃フリーサイズ
ヨーロッパの耐熱テストと耐切断テストに合格したアラミドグローブです。炭を乗せても熱さを感じないほどの優れた耐熱性を持つグローブです。
溶接作業や鋳物作業に従事する人も使用するプロ向けのアラミドグローブです。デザインもアウトドアに使いやすいのでおすすめ。

トンボレックス パラ系アラミド繊維製手袋

焚き火グローブ兼作業グローブの2wayグローブが欲しい人におすすめのグローブです。SS〜3Lの細かいサイズ展開で発売されているので、自分の手にフィットするものが必ず見つかります。

焚き火グローブとして販売されているグローブではないですが、熱いものを直接触らなければ焚き火でも十分使用できるレベルのグローブです。薪割りしてそのまま火にくべる時などには非常に重宝するでしょう。

防水性もあるので、濡れた薪や雨でもガシガシ使えます。
アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
甲側100% 掌側アラミド・綿500℃SS〜3L

池商 耐熱グローブ

アラミド繊維(%)耐熱温度サイズ
100%350℃フリーサイズ
外側にノーメックス70%、ケブラー30%のアラミド繊維を使用しています(ノーメックスとケブラーはどちらもアラミド繊維)。内側には肌触りがいいコットン100%を使用しています。

とにかく安いアラミドグローブを探している場合は池商の軍手タイプのアラミドグローブがおすすめ。耐熱温度350℃のアラミドグローブが3000円以下で手に入るのはスゴイ!

アラミドグローブのお手入れ方法

アラミドは合成繊維なので、革のグローブのようにオイルを塗るなどのお手入れは不要です。油汚れなどは繊維の劣化につながり、耐熱性を低下させるので適切な方法で落とすようにしましょう。

汚れはブラシや布で乾拭き

アラミドグローブを長持ちさせ、性能を維持するために、正しいお手入れが必要です。汚れた場合は柔らかいブラシや布で表面の汚れを軽く拭き取りましょう。
汚れてても洗濯はしなくてOKです。匂いや汚れが気になる場合は手洗い洗濯をして、洗剤を完璧に落とすようにしましょう。

洗剤の成分が残ると劣化を早めてしまい耐熱性の低下に繋がってしまいます。

インナーグローブを着用

アラミドグローブは洗濯機で洗濯すると徐々に耐火性が下がってしまいます。どうしても洗濯したい場合は手洗いを行い、手汗が気になる場合は薄い軍手などをインナーグローブとして使いましょう。

繰り返し濡らして乾燥させると、アラミド繊維が硬化したり破損しやすくなるので洗濯は極力控えてください。

まとめ:自分に合ったアラミドグローブを選ぼう!

アラミドグローブは、焚き火やアウトドアのシーンで安心・安全を提供する必須アイテムです。しかし、用途や状況によって求められる性能は異なります。
高温作業が多い場合は耐熱温度が高いものを選び、細かい作業をするならばフィット感や柔軟性を重視しましょう。
正しいお手入れと適切な使用を心がければ、グローブの性能を最大限に引き出し長く何年でも愛用することができます。
あなたにぴったりのアラミドグローブを見つけて、安全で快適なアウトドアライフを楽しんでください!