車中泊におすすめのエアマット8選!快眠・腰痛知らずの選び方

車中泊

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車中泊初心者の方や、腰痛持ちの方が車中泊で1番心配されるのは、きちんと朝まで熟睡できるか朝腰が痛くならないかですよね。

また、車中泊経験者の方もなんとなく朝起きた時に『腰が痛い』なんて経験をした方も少なくないはず。

車中泊では、長距離の運転をする場合も多いでしょう。車中泊の翌朝に腰が痛くて翌日もなんとなく疲労感が残っている…なんてことになると、せっかくの旅行も疲れてしまいますし、何より運転にリスクが伴います。

そのため、車中泊で快適な睡眠を得るためにはマット選びがとても重要です。この選び方次第で、睡眠の質は格段に変わってきます。

車中泊に使用するマットには様々な種類がありますが、今回は車中泊におすすめなエアマットについて解説していきます。
  • 腰痛寝不足に悩まされないエアマットの選び方
  • 車中泊に向いているのはエアマットorマットレス
  • 意外とやりがちなエアマットの注意点
  • おすすめのエアマット

エアマットとは

エアマットとは、自動または手動で空気を入れて膨らまして使用するマットのことを言います。マットによって、床と背中の間に空間ができるため、床の固さを軽減してくれたり、冷気を遮断して快適な睡眠へと導いてくれます。

エアマットは、キャンプや登山では石などによって穴が空いてしまうリスクが伴いますが、車中泊では凹凸が少なくマットが破損する心配がないため、車中泊に適したアイテムとなります。

車中泊にはマットレスかエアマットどちらがいい?

もともと腰痛持ちであったり車中泊の経験が少ない方は、朝起きた時に腰が痛くならないかや、きちんと眠ることができるかなどを心配されるかと思います。

そのため、車内にマットレスを敷くことを検討されている方もいるのではないでしょうか。

しかし、車内は汚れやすく、マットを汚してしまうリスクが高いです。また、車中泊の夜は車内が結露しやすく、マット下も同様に結露しやすくなります。それによって長期の車中泊になるほどマットレスがカビやすくなるため、あまり衛生的ではありません。

そのため、車中泊で使用するマットは、汚れが付きにくくカビにくい『エアマット』がおすすめです。

それでも肝心の寝心地は、マットレスよりも疲れやすいイメージがありますよね。

エアマットでも選び方次第で、車中泊でもしっかりと熟睡して疲れが取ることができるので以下で説明していきます。

エアマットの選び方

車中泊で使用するエアマット選びは、要点を押さえて探すことにより身体の負担を少なくして快適な睡眠を得ることができます。以下では、エアマットを選ぶ際に大切なことを挙げています。

身体の負担を減らすエアマット素材

エアマットの腰の痛さの原因

エアマットで腰が痛くなる主な原因は、

『正しい姿勢を維持できる硬さがない』場合と『寝返りがスムーズにできていない』場合の2つです。

この2つが欠けていると、身体の一部に負担がかかりやすくなり、寝返りで無理に腰をひねってしまうということが起きます。

正しい姿勢を維持できる硬さとは、やわやかすぎず、硬すぎず、ちょうどいい硬さと反発力がある方が正しい姿勢を維持できやすいと言われています。

自身に合った硬さというのは個人差がありますが、柔らかいものが好みであっても柔らかすぎると部分的に沈み込みやすく腰に負担がかかりやすいため、正しい姿勢を保てるのかが重要です。

エアマットのおすすめ素材

翌朝の腰の痛さ対策として使用するならば、ウレタン素材のものがおすすめです。

エアマットにはポリエステル素材で中は空気のみで膨らむ製品が多く、その場合腰の部分が浮いてしまったり、身体の一部に負担がかかりやすくなります。

ウレタン素材が使用されていれば、ウレタンの反発によりマットに体が沈み込みにくいため、正しい姿勢をキープしやすくなります。また、適度な反発力によって寝返りが打ちやすく、身体全体に圧力が分散されるため腰への負荷を減らすことができます。

エアマットの厚さと横幅はどれだけあればいい?

エアマットを選ぶ上で必要なのは素材だけではなく、マットの横幅と厚さも重要です。

横幅

エアマットの幅が狭すぎると、肩が落ちてしまったりして快適な睡眠には繋がりません。

1人が寝るのに必要な横幅は、成人男性で60cm以上ですが、60cmは肩がマット上に収まる最低限の横幅です。より快適な睡眠を求める方は80cm以上あると寝返りを打っても落ちにくく自由な姿勢で寝ることができます。

2人の場合は135cm以上がおすすめ。大人が2人寝ても寝返りも自由にできるため、快適に寝られます。車内の横幅に合わせて購入しましょう。

しかし、相手の寝返りでの沈み込みが気になる場合は、2人であってもシングルマットを2つ並べるのも一つの手です。

厚さ

キャンプなど床が凸凹している場合が多いため、エアマットの厚さが15cm以上あると快適です。しかし、車中泊の場合は元々がフラットな場合が多いため、5cmあれば床に接触する事なく寝ることができます。

より快適な睡眠を得たい場合や、腰痛が気になる方は5cm以上のマットを使用すると良いです。その分天井が近くなるデメリットはがあるため、自身の優先順位や車種によって検討が必要そうです。

エアマットの膨らまし方

エアマットの膨らまし方は大きく分けて「手動ポンプ式」「足踏み式」 「吹き込み式」 「電動ポンプ」を使用する、計4種類です。

その中でも車中泊に適した膨らまし方は、電動でマットを膨らます電動ポンプ式」とポンプバッグで膨らます「吹き込み式」の2種類がおすすめです。

電動ポンプ式エアマット

電動ポンプ式エアマットは、ダブルサイズなどの大きめのエアマットに多くあります。

マットレスに直接ついているものもありますが、電動ポンプが別で必要になることが多いです。最近では手のひらサイズのもあり、大型のエアマットでも電動ポンプによっては数分で完全に膨らますことが可能です。

ただし、電源が必要になるため、コードレスのものであってもポータブル電源など電力の確保をしておくと良いでしょう。

吹き込み式エアマット

吹き込み式エアマットは、ポンプバックを使用することで、数分で膨らますことが可能です。

息を吹き込むことでも膨らみますがエアマットの中が劣化しやすのでポンプバックを使用しましょう。

また、バルブを開くと内蔵されたフォームが半自動的に空気を含んで膨らむものもあるので、製品によっては簡易に膨らますことも可能です。

吹き込み式は電源が必要ないため、車中泊でポータブル電源がない方や、電力を節約したい場合におすすめです。

↓マットを膨らますのに必要な空気入れをまとめているので参考にしてみてください。

意外と忘れがちなエアマットの注意点

みなさん車中泊で連泊をする場合、朝エアマットをどうしていますか?毎回収納する方もいるかもしれませんが、ほとんどの場合は、そのままにして置くことが多いかと思います。

冬などは問題ないですが、気温の高い日に膨らませてバルブを閉めた状態にすると、マット内が膨張して破裂することがあります。夏の車内はすぐに高温になりやすいため要注意です。

長期の車中泊で、エアマットを敷きっぱなしにする場合、使用後の朝はバルブを開けることを忘れないようにしましょう。

おすすめ1人用エアマット

WAQ リラクシングキャンプマット 厚さ 10cm

こちらは、車中泊での寝心地の良さを優先したい方におすすめ。

クッション素材には弾力性に優れているウレタンが使用されており、さらにひし形から横方向に打ち抜き方向を変更することでエアーによるマットの張りを損なうことなく、快適な睡眠へと繋げてくれます。

サイズ感は2枚並べるとミニバンにピッタリ収まるサイズなので、2人で車中泊をする場合は1人1つ使用することで相手の寝返りを気にせずに眠ることができます。

【厚さ】10cm
【使用時サイズ】200 x 70
【重さ】2.5kg
【素材】ウレタン
【付属品】エアバッグ

コールマン(Coleman) エアーマット 厚さ10cm

こちらは、車中泊で腰が痛くなってしまった人におすすめ。

コールマンのエアマットは厚さが10cmあるため、床からの冷気も気になることなく使用できます。

寝心地の良さに関しては、自分好みに空気の入れ具合を調整することによって、腰が痛くなることもなく快適に寝ることができたというレビューが多数。車中泊で寝られるか心配されている方や、車中泊で腰が痛くなってしまった方におすすめです。

【厚さ】10cm
【使用時サイズ】約198×68
【重さ】2.7kg
【材質】ポリエステル、ポリウレタンフォーム
【付属品】収納ケース兼エアバッグ

FUTUREFOX ワイド キャンプエアマット 

こちらは肩幅が広めの方や、寝返りを自由にしたい方におすすめのアイテム。

横幅が90cmもあるワイド設計になっているため、肩幅がある方でもマットから落ちることを気にすることなく寝返りを打つことができます。

表面の生地にはスエード生地が使われており、子羊や子牛の皮の裏面を起毛させたものなので、気持ちのいい触り心地になっています。スエードなので冬だけだと思われがちですが、こちらは夏に使用しても肌にくっつきにくいサラサラとした触り心地をキープしてくれます。

【厚さ】8cm
【使用時サイズ】190×90
【重さ】約3.8kg
【材質】ポリウレタンフォーム
【付属品】収納ケース兼エアバッグ

エアウィーヴ(airweave) マットレス 

こちらは、『車中泊は腰が痛くなるし難しいかも…』と車中泊に踏み込めない方におすすめ。

高反発なエアパッドが体を均一に支えてくれるため、腰痛持ちの方や車中泊での起床時に体の負担が気になる方は一度試してみてはいかがでしょう。

水洗いも可能なため、汚れを気にすることなく自宅と車中泊で兼用して使用することもできます。

床からの冷気や床の凹凸が気になる場合は、このマットの下にホームセンターなどで売られているような銀マットを組み合わせても良さそうです。

収納サイズが大きいこととコストがかかるのが少々デメリットではありますが、広げるだけで使用でき運転の疲れなどもしっかりと取ることができるのはお値段以上なのでは。

【厚さ】3.5cm
【使用時サイズ】170 x 50
【重さ】2kg
【材質】‎ポリエチレン
【付属品】収納ケース

おすすめ2人用エアマット

WAQ リラクシングキャンプマット

こちらは、腰痛持ち寝心地を重視している方におすすめ。

サイズはミニバンにピッタリ収まるサイズ設計になっています。広々としたワイド設計なので2人寝ても寝返りが自由にでき、WAQのシングルサイズと同様に極厚のウレタンを使用しているため弾力があり、車中泊でも気持ちのいい寝心地となっています。

【厚さ】10cm
【使用時サイズ】200cm x 134cm
【重さ】5.63kg
【材質】‎ウレタン
【付属品】エアバッグ

 アイリスオーヤマ エアーベッド

こちらは、パートナーの寝返りの振動が気になる方におすすめです。

エアマットは、沈み込みがあるのでマットレスよりも相手の寝返りがシビアになってきます。このエアマットは、ベッド自体は繋がっていますが、1つずつが独立しているため相手の寝返りを気にすることなく寝ることができます。

専用ポンプがついていますが時間が相当かかるため、別で電動ポンプを購入するのがおすすめです。

【厚さ】22cm
【使用時サイズ】幅約150×長さ約191
【重さ】3.4kg
【材質】‎スエード
【付属品】ー

コールマン(Coleman) エアーマット

こちらは、車内の天井スペースを高く取りつつ快適に寝たい方におすすめ。

厚さは、底つき感を感じさせない9.7cmで厚すぎず薄すぎない絶妙な高さになっています。また、ある程度の硬さもあるため、2人で使用しても沈み込みが気になりにくくなっています。

【厚さ】9.7cm
【使用時サイズ】198×132
【重さ】5kg
【材質】ポリエステル ポリウレタンフォーム
【付属品】収納ケース兼エアバッグ

まとめ

車中泊では、腰が痛くならずに朝まで熟睡できるのかが1番心配されることだと思います。快眠できるかによって次の日の旅行のコンディションも変わってくるのでマット選びは慎重になりますよね。

そんなマット選びに大切なことや注意点を今回説明していきました。

この記事を参考にして、寝不足や腰痛とは無縁の快適な車中泊をしていきましょう!