直火OKなキャンプ場なら拾った枝で焚き火できますが、最近はそんなキャンプ場もめっきり少なくなりました。
この記事では、バイクや自転車、徒歩でも持ち運べるコンパクトになる焚き火台を紹介します。
火の粉に強い焚き火で使えるジャケットを「予算別」にまとめた記事があるので併せてチェックしてみてください。
もくじ
- 焚き火台を使うメリット
- バイク・自転車・徒歩キャンプの焚き火台の選び方
- バイク・自転車キャンプでおすすめの焚き火台
- Solo Stove ソロストーブ ライト
- Solo Stove ソロストーブ タイタン
- TOKYO CRAFTS マクライト2
- パーゴワークス ニンジャファイヤースタンドソロ
- SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ ST-942
- Tokyo Camp 焚き火台コンパクト
- YOLER 折りたたみコンロ
- OneTigris ROCUBOID チタン ミニ焚き火台
- OneTigris ROCUBOID チタン ミニ焚き火台
- CAPTAIN STAG ソロライトグリル
- Coleman ファイアーディスクソロ
- テンマクデザイン 男前ファイアグリル
- ベルモント 焚き火台TABI
- チタンマニア ウッドストーブ
- DOD 秘密のグリルちゃん
- DOD ライダーズファイアクレードル
- LOGOS 卓上ミニたき火グリル
- 海外ブランドのコンパクト焚き火台
焚き火台を使うメリット
- 冷えた夜でも暖をとれる
- 無料で湯を沸かせるので料理のバリエーションが広がる
- 蚊やハエ対策になる
- 防犯対策になる
- 柔らかい光が心地よい
小さな熱源でも1つあればお湯は沸かせるし、煙を嫌がって蚊やハエも近づきにくくなります。
意外かもしれませんが、焚き火台で火がゆらゆらしているだけで、遠くから見ても人がいるのが一目瞭然なので防犯効果があります。
女性キャンパーやソロキャンプをする人は1台持っておくと防犯面でも安心ですね。
バイク・自転車・徒歩キャンプの焚き火台の選び方

- 収納サイズは3cm以下がおすすめ
- 重さはバイクなら1kg以下、自転車・徒歩なら500g以下がおすすめ
- 薪のサイズは気にしなくてOK
- ゴトクをおけると良い!
収納サイズはシビアにチェック!

特に、自転車・徒歩でキャンプをする場合は自分の足でペダルを漕いで進むので重さも重要です。軽ければ軽いほど体への負担が減るので、しっかり吟味しましょう。
ガソリンで進むバイクキャンプは収納さえできれば重さは気にしなくても大丈夫です。
30cmの薪は入らなくても大丈夫!

薪を現地で購入する人には大きい焚き火台もおすすめですが、お湯を沸かしたり、自分が暖をとる程度の焚き火であれば現地に落ちている枝や枯れ葉を拾って燃やすので十分です。
バイクや自転車キャンプだと、薪を購入しても使いきれなかった時に持ち帰れないので筆者は買いません。
ゴトクをおけると調理

キャンプ場で調理をする派の人には必須の条件ですね。
ゴトクを置ければコーヒー1杯淹れるのにも便利なのでおすすめです。
焚き火なので慣れるまで火加減の調整は難しいですが、使っているうちに薪の量やゴトクまでの距離で火加減の調整ができるようになります。
バイク・自転車キャンプでおすすめの焚き火台
バイク・自転車・徒歩キャンプで使える、おすすめの焚き火台を特徴を簡単にまとめながら紹介します。それそれの焚き火台の商品リンクも貼っておくので、気になる商品があったらチェックしてみてください。
Solo Stove ソロストーブ ライト

収納サイズ:10cm×10.8cm
重さ:255g
- 湯沸かし約8〜10分(水950mlに対し)
- 燃焼時の煙が少ない
- 小枝や薪で焚き火ができるネイチャーストーブ
- 調理もしやすいゴトク付き
- 別売のクッカーとスタッキング可能
軽くて丈夫なステンレス構造の焚き火台(スローブ)です。
2重壁で燃焼効率が高いので、ガスを使わず小枝などの自然素材でも簡単に燃焼させることが可能です。
Solo Stove ソロストーブ タイタン

収納サイズ:14cm×13cm
重さ:467g
- 湯沸かし約4〜6分(水950mlに対し)
- 燃焼時の煙が少ない
- 小枝や薪で焚き火ができるネイチャーストーブ
- 調理もしやすいゴトク付き
- 別売のクッカーとスタッキング可能
ソロ~3人程度のキャンプに行くことがある人にはおすすめの焚き火台(ストーブ)です。
優れた燃焼効率のストーブで、950㎖の水を4~6分で沸かすことができる火力を持っています。
2次燃焼によって煙も燃焼するので、煙が少ないため衣服に付着する臭いも少なく、環境への負荷の大きい炭を残さずに燃やすことができます。
TOKYO CRAFTS マクライト2

収納サイズ:W21×D40×H2.5cm
本体:約500g / 焼き台:420g / ゴトク:約140g
- 2段の焼き台で火力調整が容易
- 取り外し可能な焼き台
- 3つの梁で耐荷重UP
細部までこだわって設計されているので、非常に使いやすいコンパクト焚き火台になっています。
サイズ感と重量的にバイクキャンプ向けの焚き火台です。
2024年9月からチタン製の「焚き火台マクライト チタン」が発売されます。
パーゴワークス ニンジャファイヤースタンドソロ

収納サイズ:40cm×10cm×2cm
重さ:275g
- 長方形の火床
- ステンレスメッシュの火床
- シンプルな組み立て
- トングにもなるゴトクと火吹き棒
重さも300g以下なので、バックパックの隙間に収納できるサイズなので徒歩キャンパーにも人気です。
トングとしても使えるゴトクと火吹き棒もセットになっているお得感の強い焚き火台です。
SOTO ミニ焚き火台 ヘキサ ST-942

収納サイズ:140×140×5mm
重さ:226g
- 安心の日本製
- 収納時の厚さ5㎜
- 選べる2サイズ(側面4枚タイプ・6枚タイプ)
収納時の厚さが5㎜と焚き火台の中でも最小サイズ。
定価価格が税込み2,640円で、Amazonでは2000円を切る価格で販売されていることもあるのでチェックしてみてください。
さらにミニタイプの「ミニ焚き火台 テトラ ST-941」は本体重量が122gの製品も発売されています。
Tokyo Camp 焚き火台コンパクト

収納サイズ:32cm×22cm×2cm
重さ:985g
- 15秒で組み立て完了
- 焚火から本格的調理まで可能
- 30~40㎝の大きな薪も入る
- A4サイズに収納可能
火床には穴(溝)があるので、燃焼効率が非常に高いです。日本の旧車のデザインからインスピレーションを受けた曲線を用いて開発されたそうです。
重量が1kg弱と若干重めなので、バイクキャンプにおすすめです。
YOLER 折りたたみコンロ

収納サイズ:20cm×15.5cm×2.6cm
重さ:800g
- 炭受けの高さを3段階で調節可能
- 取り外しのできる炭の落下防止用にステンレス板
- 錆に強いステンレス製
- 手前側が開放されているので、暖房効果が高い
コンパクト焚き火台は10万台以上売れている人気の焚き火台です。
定価価格で3,000円を切るにもかかわらず、ステンレス製で耐久性があるので初心者を中心に多くの人が愛用しているようです。
Amazonでは定期的に30%OFFで販売されているので運が良ければ2000円以下でGETできます。
OneTigris ROCUBOID チタン ミニ焚き火台

収納サイズ:16.5cm×15.5cm×1cm
重さ:600g
- 錆びにくいチタン合金
- 固形燃料、小枝、アルコールストーブ、炭の利用も可能が可能
- 燃料や用途に合わせて炭受けの高さが2段階に調整可能
- 専用収納バッグ付き
キャンプ道具だけでなくサバゲ―用のミリタリーギアも販売しているので、武骨でカッコいいギアが多いのが特徴です。
中国製で安い焚き火台ですが、バリなどはしっかり処理されていてクオリティは値段以上です。
見た目よりもプレートは厚めなので、ガシガシ使えます。
OneTigris ROCUBOID チタン ミニ焚き火台

収納サイズ:15.5cm×16.5cm×1cm
重さ:550g
- 錆びにくいチタン合金
- 固形燃料、小枝、アルコールストーブ、炭の利用も可能が可能
- 燃料や用途に合わせて炭受けの高さが2段階に調整可能
- 専用収納バッグ付き
- 耐荷重5㎏
CAPTAIN STAG ソロライトグリル

収納サイズ:幅380×奥行300×厚さ20mm
重さ:950g
- ゴトク耐荷重:2kg
- 40cmの薪が切らずに載せられる
- 薄型コンパクト収納
- L字ファスナーの収納バッグ付き
40㎝の薪も入る大容量な焚き火台なので、本格的に焚き火で暖を取りたい人におすすめです。
ゴトクは2つ付属して、1つあたりの耐荷重は1㎏です。
Coleman ファイアーディスクソロ

収納サイズ:32㎝×10㎝
重さ:約 620 g(網込み約800g)
- 大き目の薪もそのまま載せられる
- 3秒設営、簡単撤収
- 本体はさびにくいステンレス製・焼き網付き
- 耐荷重25kgでダッチオーブン10インチまで使用可能
- 収納ケース付き
ディスクタイプなので収納サイズは大きくなりますが、火を起こした時の雰囲気は最高です。
木・炭を使用可能で、網を持っていかなければ620gで済みます。
専用ゴトクも販売されているので、網の代わりに持っていくのもアリ。
テンマクデザイン 男前ファイアグリル

収納サイズ:310×165×15(H)mm
重さ:約415g
- 3秒■耐荷重:4kg
- ゴトクとサポートバーが付属
- 脚を広げるだけのワンタッチセッティング
約500gと軽量で、厚さ1.5㎝に収納できるのでバックの隙間に上手に収納して持ち運べます。
専用のグリルプレートも販売されているので、焼き肉やステーキも美味しく焼けます。
開くだけで使用できるので設置も片付けも楽にできます。
ベルモント 焚き火台TABI

収納サイズ:178×360×15mm
重さ:478g
- 【耐荷重】火床:約15kg/網:約5kg/グリル:約3kg
- 軽量コンパクトながら側板を外せば大きな薪も使える
- ソロキャンプから少人数のキャンプまで使えるサイズ感
側面の板を外すことで焚き火台よりも大きな薪を燃やすことができます。
チタンマニア ウッドストーブ

収納サイズ:175×155×10㎜
重さ:202g
- 煙突効果が高い設計で燃焼効率が高い
- ゴトク付きで調理にも使える
- アルコールストーブや固形燃料も使用可能
日本製でコストパフォーマンスに優れたギアが多いのが特徴です。
約200gという超軽量でありながらゴトク付きで、調理にも使える焚き火台です。
アルコール燃料や固形燃料も使用可能なので、雨で枝が濡れていても火を起こせる安心感があります。
DOD 秘密のグリルちゃん

収納サイズ:30㎝×7㎝
重さ:610g
- 240×240mmの大きな焚き火網
- 網をよけずに横から薪を投入できる
- 1000℃まで耐えられる特殊耐熱メッシュ
ポケットに入るサイズに収納可能で5㎏の静止耐荷重があります。
2020年ころから現在も発売されている人気モデルです。
DOD ライダーズファイアクレードル

収納サイズ:6㎝×29㎝
重さ:715g
- 耐荷重:フック部分:8kg、ステンレス網:3kg
- 軽くて丈夫な特殊耐熱メッシュ
三脚スタンド型の焚き火代で、ゴトクなどはおけないですが吊り下げフックがあるので湯を沸かしたり煮込み料理は可能です。
LOGOS 卓上ミニたき火グリル

収納サイズ:19×18.5×3cm
重さ:690g
- LOGOS独自のピラミッド構造を継承したROSYタイプの焼網付きコンパクトグリル
- 10秒組立 10秒収納
- 火床は丈夫なステンレス製
スライド式の灰受け皿で残灰の処理をスムーズに行えます。
火の粉やこぼれた灰でテーブルが焦げないように木の板や耐火シートを敷くことを推奨しています。
海外ブランドのコンパクト焚き火台
アジア以外の諸外国ブランドのコンパクト焚き火台を紹介します。キャンプ場で個性を出したい人や、カッコいいものが欲しい人におすすめの焚き火台です。
ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフ
Wolf & Grizzly(ウルフアンドグリズリー)は2017年にカナダで誕生したブランドで、「バックヤードからバックカントリー」(裏庭から荒野まで)をテーマにして製品を製造しています。庭でもアウトドアフィールドでも気軽に持ち運べる、スマートなギアを作りたいという思いから、収納性と携帯性にこだわっているブランドです。

収納サイズ:W29.2cm×H10.5cm×2cm
重さ:910g
- カナダのアウトドアブランド
- 蛇腹状のパネルからなる火床
- 組み立て・撤収がラク
地べたキャンパーにおすすめしたい焚き火台で、同ブランドの「グリルM1」と合わせて使用することで、あらゆる焚き火料理に対応できます。
VARGO ファイヤーボウル ローインパクト
バーゴはチタン製のギアに強いアメリカのアウトドアブランドです。非常に軽くて携帯しやすく、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

収納サイズ:133×184mm
重さ:107g
- アメリカのアウトドアブランド
- 超軽量の107g
ファイヤーボウル ローインパクトはバーゴ製品の中でも最も、気軽且つ簡単に焚き火を楽しめる焚き火台です。
超軽量の107gですがチタン製なので、耐久性はしっかりあります。
渓流釣りをする人がバックに携帯してその場で、焼いて食べたりするのにも最適な焚き火台です。
燃料を小枝をメインと決めれば使い勝手のいいタフなコンパクト焚き火台でしょう。