私、筋トレを初めて気が付けば6年近く経ちます。
この年数が長いのか短いのかはわかりませんが、筋トレを始めたことによって起こった私の変化をいくつか紹介します。
これから筋トレを始めたい人、もうすでに筋トレにハマっている人、1度筋トレに挑戦したが諦めた人など筋トレに少しでも興味がある人はぜひ読んでみてください。
もくじ
筋トレ歴6年/筋トレを始めて起こった私の変化
鋼の肉体を手に入れた
いうまでもありませんが6年も筋トレをすればそれなりの体になります。
最近では、服を着ていても体を褒められることも多々あります。
正直言って、鍛えた体を褒められるのはめちゃくちゃ嬉しいものです。
筋トレに伴い、食事・睡眠にもとても気を遣うようになりました。タンパク質量、脂質、炭水化物、アミノ酸、、、
日ごろから口にする食べ物の栄養素を気にするようになりました。
睡眠に関しても同様です。筋肉は寝ている間に作られるので、なるべく多くの睡眠時間を確保できるよう気を遣うようになりました。
筋トレを始めてからは規則正しい生活、運動、食事をしているおかげか、風邪も引きづらくなりました。
筋トレにハマるとある種、健康オタクになるのかもしれません。
趣味ができた
皆さんに趣味はありますか?
最近の若者には趣味がない人が多いそうです。
僕は趣味を聞かれたら、自信をもって筋トレと答えます。
筋トレを始めるまでは正直、明確な趣味がありませんでした。
履歴書やアンケートで趣味を記入する欄があるたびに頭を悩ませていました。
趣味がないことがある種コンプレックスになっていたんだと思います。
趣味がないと、仕事を退職して還暦を迎えてから何をしたらいいかわからなくなってしまうのだそう。
それゆえに、年配の方に習い事を新たに始めたりする方が多いそうです。
もちろんこれも素晴らしい事なのですが、若い時から継続している趣味が1つあるほうが歳をとってから新たに始めるよりもリスクもなく始められます(もちろんやることによりますが)。
私の周りにも趣味がないことが悩みの友人も多くいます。
スマホ1つで数時間の時間を潰せる現代に、趣味を持つことは昔ほど重要視されていないのかもしれませんね。
趣味は無理に作るものではありませんが、複数の趣味がある人は趣味の数だけ自分の世界を持っている気がします。
継続が自信を生む
筋トレで変わったのは肉体だけではありません。
精神面もかなり鍛えられます。
筋トレなんて所詮1人でやるものなので、正直手を抜いたところで誰にも咎められません。
その代わり、手を抜けばたくましい体には一生なれません。
誰も見ていないところでも、自分に厳しく限界まで自分を追い込んだ者のみが筋肉を手にするのです。
筋肉の付き方は非常にスローペースです。
目に見えて体に変化が表れるまでには数か月かかります。
それほどまでに筋トレとは地道なものなのです。
ほとんどの人間はこの数か月を待たずして筋トレをやめます。
数か月、数年間継続して初めてムキムキになれるのです。
私もまだまだではありますが、それなりに筋肉も付きこの体が1つの自信になっています。
「地道な努力の先に輝かしい未来が待っている」
この経験をしたことのある者とそうでない者では人間としての深みが全く違います。
根拠のある自信に満ち溢れている人間は男女問わず、キラキラしていて人を寄せ付けるものです。
筋トレに限った話ではありませんが、何かを長い年月継続した過去はゆるぎない自信になるはずです。
暇な時間の消滅
筋トレを始めてからは、暇な時間ができればすかさずジムに行くようになりました。
特に、筋トレは1人でできるものなので他人の都合に左右されることがありません。
他のスポーツなどでは、相手や仲間が必要だったりしますが筋トレは地球からあなた以外の全人類がいなくなってもできます。
暇な時間がポンっとできたときあなたは何をして過ごしますか?
スマホのゲーム、YouTube鑑賞、ゴロゴロ寝腐る、、、
いろんな過ごし方があると思いますがこれらをいくらやったって筋肉はつかないし、人間性が高まることもありません。
スマホでゲームをしている”その瞬間”は充実したように感じているかもしれませんが、夜寝る前に1日を振り返った時に空しくなりません?
もっと言えば、老人になって死ぬ瞬間に後悔する気がするんです。
私はそれが嫌でゲームやTVをみて1日を過ごしたりすることをやめました。
これに気づかせてくれたのも筋トレです。
達成感依存症
こんな言葉が存在するのかは知りませんが、筋トレを始めると達成感依存症になると思うんです。
筋トレを始めた結果達成感依存症になるのか、達成感依存症の人間が筋トレにハマるのかはわわかりませんが(笑)。
めちゃくちゃ単純に言います。
筋肉を大きくするには毎回の筋トレで筋肉痛にならないといけません。
厳密にはそうでもなかったりするのですが、筋トレをしている人々は筋トレ翌日に筋肉痛にならないとかなり落ち込みます。
朝起きて筋肉痛を感じてあらためて達成感を感じるのです。
この生活を数年間繰り返すうちに達成感を味わうことが快感になり、中毒になり、依存していくんだと思います。
私なんて、完全な達成感依存症になってしまい筋トレだけで味わう達成感では足りなくなってしまい、興味もない難関資格に挑戦することが最近の趣味になっています(笑)。
薬物にハマる人間も、常用しているうちに投与量を増やさないとキマらなくなるのと同じ原理なんでしょうね。
限界は決めるものではない
筋肉を手に入れるには、毎回のトレーニングで限界を超える必要があります。
言葉で言うと簡単ですがこれかなりしんどいです。筋トレを始めて時間がたてばたつほど限界を超えるのは難しくなります。
そして気が付くのです。
自分が思っている限界はまだまだ限界ではないことに。
私は筋トレを始めてそのことに気が付きました。
筋トレでいう限界とは、物理的にもうバーベルを持ち挙げる事ができなくなる時のことです。
例えば、ベンチプレス。
あなたが10回挙げたところで限界だと判断しました。
しかしそこで、
「あと一回挙げたら1億円あげる!」
と言われたらどうですか?もう一回挙げますよね?挙げられなかったとしても挙げようと試みますよね?
これが大切なのです。
自分では限界の境界線を越えたつもりでも案外まだまだ先だったりするものなのです。
俺という人間を作る軸ができた
筋トレを長年続けて、それなりな体になると周りの人からも
「アイツは筋肉バカ」
と言われるようになります。
ほかにも
「ゴリラ」「脳みそ筋肉」「キン肉マン」
などなど、様々な言われ方をするかもしれません。
一見マイナス要素に見えるかもしれませんが、実はこれすごい事なんです。
筋トレに限らず、何か1つのことを追い続けている人間は、そうじゃない人から冷めた目で見られるのが世の常です。
しかし、なんにも追いかけていない人間の100倍すごい事をやっているのです。
私も筋トレを長年続けたことにより、今ではすっかり筋肉キャラになっています。
友人たちの中では「筋トレ」が私という人間の軸になっているんのです。
私の軸がたまたま筋トレであっただけで、この軸は人それぞれです。
アイドルオタク、電車オタク、ギターオタク、、、
などいくらでもあります。
大切なのは、なんらかの軸を持つことです。
趣味の延長でもいいし、仕事でも、部活でもなんでもいいんです。
胸を張って
「私は〇〇を頑張っている」
といえるものが1つあるだけで人生は豊かになります。
あなたは軸を持っていますか?
効率化重視の人間に
筋トレを始めて最初の1年ほどは何も考えず、見よう見まねでひたすら筋トレをしていました。
今では考えられませんが、プロテインすら飲んでいませんでした。
最初のうちはこれでも扱える重量も日に日に重くなっていったんですが、あるところで頭打ちになってしまったんです。
いわゆる停滞期です。
インターネットで調べあさりたり、本を読みあさり、とにかく調べまくりました。
その結果私のやり方は非常に効率が悪いことが判明したのです。
その日から、私はひたすら効率を重視した筋トレを心がけるようになりました。
フォームを改善しセット数やレスト時間を決めることによって、トレーニングにメリハリがでて明らかに筋肉の付きもよくなり、時短に成功したのです。
この経験は筋トレ以外にも生きてます。
仕事・バイト・勉強・遊び・睡眠・料理などすべての事をするうえで、どうやるのが最も効率的で、より良い結果を生むのかを考えるようになりました。
この考え方のおかげで救われたことは1度や2度ではありません。
まとめ
長々といろいろ書いてきましたが、筋トレに出会い、ハマったことは私の人生にとってbest3に入るくらい重要な出来事だったと思います。
筋トレをしていなかったら全く別の人間になっていたと思います。人間はきっと、こういう出会いの繰り返しの中で成長していくんだと思います。
こういった出会いを1つでも多くして発信していくことが私の目標です!!