部活(ラグビー)で肩を負傷し、肩関節唇損傷の診断を下され手術から復帰までを果たした経験を記事にしました。
この記事は肩関節唇損傷になり不安な方や手術をするか悩んでいる方に向けたものとなっています。
肩関節唇損傷の手術と経過
肩関節唇損傷になった経緯
私は2014年にラグビーをしている際に左肩関節唇損傷になりました。左肩でタックルをした際に入りが甘く激痛が走りました。
タックル直後は痛みで左肩を挙げることができず、しばらく痛みが続きましたが数日経つと痛みは引きました。
痛みは引いたものの、運動時に肩の不安定感があり、寝返りをするときに肩が痛むので病院でMRI撮影を行ったところ、左肩関節唇損傷と診断されました。
この日の時点では手術という答えは出さず、リハビリによる保存治療を行うことになりました。
保存治療
正確な日数は覚えていませんが、3~4ヶ月はリハビリに励みました。
しかし、運動時の肩の不安定感や寝返り時の痛みは取れず、とても運動ができる状態ではなかったので手術に踏み切りました。
手術当日
手術は全身麻酔にて行いました。
手術時間は3時間ほどだったと思います。
麻酔から目を覚ますと肩はギブスで体にしっかりと固定されてありました。手術直後は麻酔が抜けきってないこともあり、肩の痛みは全くありませんでしたが夜中になるにつれて痛みはじめ、最終的には痛くて眠れない状態になりました。
骨から剥がれた軟骨を骨にドリルで穴をあけて縫合しているので麻酔が切れるとかなり痛みはあります(痛み止めは服用しています)。痛みの度合いはタックルで肩を痛めたときの10倍は痛かったように感じました。
心臓の鼓動で血管に血が流れる度にズキズキと痛むイメージです。この痛みから解放されるなら左肩はいらない、と思うほどの痛みでした。
手術跡(写真あり)

手術直後

手術から4年後(現在)
2枚とも手術をした左肩を正面から撮影したものです。
手術跡は写真では2か所しか確認できませんが、背中側にも同じ跡が1つあります。もともととても小さい手術跡でしたが写真でわかるように今でははほぼ完全に消えました。
もちろんすぐに消えるわけではありませんが、年数が経つにつれて徐々に薄くなります。
入院期間
結果から言うと、1ヵ月間入院しました。
通常、肩関節唇損傷の手術をすると長くても1週間で退院できるそうですが、私の場合1人暮らしだったので肩のギブス(サポーター)が取れるまでの1か月間入院しました。
家族と暮らしている方であれば1カ月も入院することはないので安心してください。
どんな人であれ、術後1カ月はギブスを付けた生活となります。私の場合、幸運なことに利き手は無事でしたので食事はなんとかなったものの、入浴や着替えは看護師さんに手伝ってもらわないとできない状態でした。利き手を手術する場合はかなり不便な生活を強いられることになると思われます。
することも、できることも限られた1カ月の入院生活は読書とTVで時間を潰していました。
術後は6ヶ月のリハビリ
術後コンタクトスポーツに復帰できるのは半年後とされています。
術後1ヶ月のギブス生活を終え、徐々に肩を動かしていくリハビリを行います。
1ヶ月間全く動かさなかった左腕はかなり細くなりました。最初の1ヶ月程は週2回病院に通い、リハビリを行いその後は週1回の通院となりました。もちろん、リハビリは家でも継続的にやらねばなりません。退屈でつまらないですが完治には必要不可欠です。
スポーツの制限はなくなるものの、筋力が手術前に戻るには1〜2年かかった気がします。
6ヶ月のリハビリを終えて
6ヶ月のリハビリを終えて、手術をした肩はほぼ完全に怪我をする前に戻ったと言えます。
痛みはなくなり、可動域も健康な人と変わらないレベルまで戻りました。もちろん、相変わらず腕は細いままですが手術から6ヶ月経ち、運動制限から解放されたので激しい筋力トレーニングもできます。
結果的に手術を行った事は全く後悔していません。
手術から4年経った現在
梅雨になると痛む
毎年、梅雨の時期や雨の日になると手術をした肩が疼く事があります。
詳しいことはよくわかりませんが、これは気圧が関係しているそうです。我慢できないほどの痛みではなく、時間が経つと忘れてしまうレベルのものです。痛いというよりは肩が重くなったような、ダルい感じになります。
雨の日に疼くのは手術あるあるらしいので受け入れるしかありません。
寒い日に痛む
真冬の寒い日になると、梅雨の時と同じように手術箇所が疼きます。
血行不良などが原因だそうですが、室内に入れば治ります。
真冬も外でのお仕事や作業を長時間行う人は、少し辛いかもしれません。
カイロなどで暖めて血行を良くする事が重要だと思われます。
スクワットができない
筋トレを行わない人には全く関係ない話ですが、スクワットができなくなりました。
正確には、バーベルを肩に載せることができなくなりました。医者に聞いたわけではないので原因は不明ですが、重いバーベルを肩に乗せると肩が外れそうな不安感に襲われます。手術をするまでこのことはわからなかったです。
手術後、脚トレはマシンを使って鍛えるのがメインになりました。筋トレBig3のうちの1つができなくなるのは、トレーニーにとっては死活問題ですが手術をしないと他のトレーニングもできないので文句は言えません。
肩関節唇損傷の手術を行う人は、スクワットができなくなる覚悟はしておいた方がいいかもしれません。
子供の肩車などは痛みませんでした。
これから手術を受ける人へ
結論から言いますと、肩関節唇損傷の手術をしたことを後悔していません。
むしろ、手術をしてよかったと思っています。術後の痛みや、長いリハビリ期間を乗り越え、今ではほぼケガをする前の状態になっています。梅雨の時の痛みや、スクワットができないなどの若干の弊害はありますが、手術前の状態より格段にできることが増えました。
体にメスを入れ、骨をいじるので100%元通りになるのは難しい話ですが手術を受ける前よりは確実にいい状態になると思われます。手術をすると完全復帰までに長い期間を要するので、スポーツ選手や部活をしている学生はとくに手術をするかどうかとても悩むと思います。
手術をオフシーズンに行うなど最善の方法を探しましょう。
手術をするかどうか最終的に決めるのは自分です。手術を行ってくれる先生としっかり話し合い、疑問があれば聞き万全の状態で手術に臨んでください。
※この記事はあくまで私の経験に則って書いているものです。詳しい事や心配なことは病院でお医者さんの話を聞きましょう。


コメント