インフレーターマットに空気入れは必須!種類別おすすめ8選

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インフレーターマットは、バルブを開くだけでマット内に空気が入って膨らむのが特徴です。自動で空気が入るなら空気入れは必要ないのでは?と考えることがあるかもしれません。

しかし結論から言うと、インフレーターマットには空気入れが必須になります。

インフレーターマットは、空気を吸い込んで自動的に膨らんでくれますが、全て自動で膨らむわけではありません。そのため、最後の仕上げや早く膨らましたい場合は『空気入れ』が必要になります。また、直接息を吹き込むとインフレーターマットの劣化に繋がるため、空気入れを使用することが大切です。

空気入れというと自転車のタイヤに空気を入れるようなポンプを想像しやすくなってしまいますが、インフレーターマットの空気入れには、バッグの形をした機能性の高い空気入れや、労力をかけずに使える電動の空気入れなど種類が多くあります。

本記事では、インフレーターマットの空気入れの種類やおすすめのアイテムを紹介しています。空気入れを選ぶポイントなども解説しているので是非参考にしてみてください。

インフレーターマットとは

インフレーターマットとは、バルブを開けるだけで自動的に空気が入って膨らむマットのことです。マットの中には内臓されたウレタンフォームが入っており、バルブを開けると圧縮されたウレタンフォームが空気を含んで膨らむ仕組みになっています。

100%自身で空気を入れなければいけないエアマットに比べて、自動的に空気が入るので設営が簡単なのが特徴です。仕上げに自分好みのマットの硬さになるように、自分で空気を入れることで快適に眠ることができます。

収納サイズはウレタンフォームが内臓されていることによって、エアマットに比べて大きいことが多いです。

インフレーターマットに空気入れを使用するメリット

WAQより
インフレーターマットに空気入れを使用するメリットを4つ紹介していきます。

1. マットを好みの硬さにできる

インフレーターマットは仕上げに自身で空気を入れる必要があります。

自動的に空気を吸い込んでくれると言っても7・8割程度しか膨らみません。その状態だとマットが柔らかすぎて底つき感を感じたり、翌朝の腰痛の原因になりやすいです。

そのため、好みの硬さになるまで空気入れで膨らませることで快適度が上がります。

2. マットが早く膨らむ

インフレーターマットは初めて膨らます場合や、久しぶりに使用する時は内臓されたウレタンフォームが固着していて膨らみにくいです。

そんな時に空気入れを持っておくと、マットを膨らますことができるので便利です。

また、寝る間際にインフレーターマットのバルブを開き忘れていたことを思い出して膨らむまでに時間がかかってしまったなんてこともあります。イレギュラーですぐに膨らましたい場合も空気入れがあると安心です。

また、大きなサイズのマットをすぐに膨らましたい場合は時間がかかりやすいので、電動のエアポンプを準備しておくと労力が少なく済みます。

3. 口で直接息を入れないので長持ちする

直接息を吹き込んで膨らますことも可能ですが、息を直接入れることで水分や湿気が入り込みやすく、マット内のカビや劣化に繋がります。そのため、空気入れを使用することでマットを長持ちさせることができます。また、衛生的にも空気入れを使用するのが望ましいでしょう。

4. 電動のものは空気抜き機能もある

インフレーターマットはウレタンが入っているため、一度膨らますとマットから空気を抜くのはなかなか重労働です。そのため、空気抜き機能がある電動のエアポンプがあれば、自動で空気抜きを行ってくれるため非常に便利です。また、手動で空気抜きをする時よりも空気がしっかりと抜けるため、コンパクトにすることができます。

シングルはもちろん、大型のマットの場合はより撤収時間を短縮することができるので、電動エアポンプを持っておくことでマットの撤収がより手軽に行えるでしょう。

また、マットだけではなく日常生活の布団や衣類圧縮袋の空気抜きにも使用できるため、アウトドア以外にも多様な使い方ができます。

空気入れの種類と注意点

インフレーターマットに使用する空気入れの種類は、『マットの収納袋』『ポンプバッグ』『電動エアポンプ』手動エアポンプ』の4つがあります。それぞれの特徴について解説していきます。

1. マットの収納袋

WAQより
インフレーターマットを購入した際に付属してくる収納袋が空気入れにできることがあります。マットを取り出してから、収納袋で空気を入れるだけなので非常に便利です。

マットのバルブと収納袋を結合させて、袋に空気を含ませて絞ると空気が入ってインフレーターマットが膨らみます。空気入れを別で用意する必要がないため、荷物を減らすことができます。

2. ポンプバッグ

SEA TO SUMMITポンプバッグより
ポンプバッグは、バッグ状の空気入れです。

空気を入れる際は、音もなく非常に静かに行うことができるため、サイトへの到着が遅くなってしまった場合や深夜に空気入れをすることになっても周りを気にすることなく使用することができます。

防水で収納袋にできるものもあるので、バイクキャンプなどで使用する場合は濡れて欲しくない寝袋のケースとしても使用することができます。無駄がなく、ポンプバッグを忘れることもないので一石二鳥です。

ポンプバッグはサイズにもよりますが、シングルサイズのマットであれば4回程度空気を送るとマットが設営できます。

ポンプバッグの注意点

シングルサイズであれば、さほど労力をかけずに数分で設営することが可能ですが、大型のものを膨らます時には労力と時間がかかます。短い時間で簡易に設営したい場合は、電動のものも合わせて持っておくと便利です。

3. 電動エアポンプ

FLEXTAILGEAR ZERO PUMP電動エアポンプより
電動エアポンプはその名の通り、電動で空気を入れてくれるポンプです。

労力をかけずに早く膨らますことが可能なので、ダブルサイズなど大型の場合も設営が簡単にできます。そのため、家族で複数マットを使用する場合や、大きめのマットを使用する場合は電動ポンプが便利です。

最近では手のひらサイズの電動ポンプもあるため、収納に困らずに持ち運びも容易です。

また、電動ポンプを動かすためには充電や電池が必要です。キャンプや車中泊などで使用する場合は、いざという時に使えないと困るため、予備の電池やバッテリーを持っていくようにしましょう。

電動エアポンプの注意点

電動エアポンプは、使用時に大きな音が出るのでキャンプなどで他の利用者がいる場合は深夜と早朝の使用は控えましょう。

電動のエアポンプを使用する場合は、日が暮れる前や日中のうちにマットの設営を終わらせると良いです。

しかし、キャンプや車中泊で、深夜に到着して設営する場合や、インフレーターマットの準備を忘れていて深夜になってしまったということもありますよね。そんなトラブルの時のために、手動のものも準備しておくと安心です。

4. 手動エアポンプ

手動のエアポンプは、ポンプを足で踏むフットポンプと手で押し引きするタイプがあります。キャンプなどの野外で使用するのであれば、足で踏むタイプのものは楽に膨らましやすいです。

電動ではないので電池やバッテリーが不要で、壊れにくいというメリットがあります。

手動エアポンプの注意点

ポンプバッグや電動エアポンプよりもサイズが大きくなりやすいため収納スペースを取りやすいです。車などスペースの確保が取りやすい場合の持ち運びなどではいいですが、荷物を減らしたい場合はエアバッグなどコンパクトになるものがおすすめです。

空気入れの選び方

空気入れの種類を踏まえて、どの空気入れにするか選んでいきましょう。空気入れを選ぶ時のポイントを紹介していきます。

1.インフレーターマットのサイズ

インフレーターマットのサイズによって、空気入れの種類を変えていきましょう。シングルサイズであれば空気を入れる量が少ないため、ポンプバッグや手動の空気入れが便利です。逆に自動のエアポンプだと入れすぎてしまう場合があるため、注意が必要です。

ダブルサイズの場合は空気を入れる量が多いため、労力のかからない電動のエアポンプが良いでしょう。ただし、夜間にもう少し空気を入れたいという時のために、エアバッグや手動のエアポンプを一つ持っておくと安心です。

2.空気入れのサイズ

空気入れは、アイテムによってサイズが変わってきます。荷物を少しでも減らしたい場合は、バッグになるポンプバッグにして持ち運び時の荷物を減らしたり、キーホルダーにもなるようなコンパクトな自動エアポンプを選ぶのも良いでしょう。手動の空気入れは比較的大きなサイズのものが多いため、荷物量が多くなるため注意が必要です。

3.空気入れの作動音

空気入れを使用するシチュエーションによって、作動音がどれほどあるかが重要になります。キャンプ場や車中泊で、他の利用者もいる場合は作動音が大きすぎると迷惑行為になりかねません。また、作動音は家庭で使用するとしても、小さな方がストレスなく使用できます。

とくに電動のエアポンプの場合は製品によって作動音の差が大きいです。購入前に作動音がどれほどするのかチェックしておくことが大切です。

おすすめの空気入れ

種類別におすすめの空気入れを紹介していきます。

おすすめのポンプバッグ

バッグとして収納袋になるものや、自動でポンプ内に空気が入る便利なポンプバッグを紹介していきます。

Naturehike ポンプバッグ

Naturehike ポンプバッグは、バッグ内に空気を含ませてマットに空気を送り込むタイプのものです。容量が大きいため、一回で多くの空気をマット内に入れることができます。

空気入れを使用するのはマットを膨らます時以外使用することがありませんが、こちらのポンプバッグは使用しないときに荷物入れにすることができます。防水加工もされているため、キャンプやバイクキャンプで濡れて欲しくないものなどを収納しておくことも可能です。

また、バッグの端を折りたたんでベルトで止めることによって持ち手にもなるため便利です。

マジックマウンテン ポンプバッグ

こちらのポンプバッグはサイズが小さくコンパクトなため、テントなどの狭い空間でも使用しやすいものになります。空気の入れ方は、空気穴に手を乗せて押し込むことで空気が入ります。手を外すと自動的に空気を吸い込む構造になっているため、通常のポンプバッグよりも工程を少なくすることができます。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ポンプバッグ

重さが48gで軽量なのでキャンプや登山にも持っていきやすいアイテムです。防水加工がされているので、濡れて欲しくない寝袋を入れるのにもぴったりです。サイズが大きいため、空気を入れて枕にすることも可能です。多様な使い方ができるポンプバッグとして優秀なアイテムです。

モンベル ポンプバッグ

モンベルのポンプバッグは49gという軽量化がされており、折りたたむことで非常にコンパクトになります。アウトドアなどで荷物を軽量化したい場合はこちらがおすすめです。また、折りたたむことで手のひらサイズにすることができるので、収納スペースを取らずに持ち運ぶことができます。

おすすめ電動エアポンプ

コンパクトなおすすめの電動エアポンプを紹介していきます。エアポンプの機能だけではなく、ライトなどの多機能エアポンプが多くあります。

プライムキャンプ 電動エアポンプ

こちらは価格を抑えつつ、多機能の電動エアポンプをお探しの方におすすめのアイテム。

手のひらに収まるコンパクトなサイズで、重さは94gなのでリュックにつけても気になりません。ノズルが6種類付属しているため、様々なものを膨らますのに対応しています。

シングルサイズのエアマットは5〜10分程度で膨らますことが可能です。フル充電ではおよそシングルサイズのマットを4個分を膨らますことが可能なため、非常に人気の高い製品です。

空気入れの機能だけでなく、4段階調整ができる暖色系ライトも付いているためキャンプや車中泊にも便利です。
  • サイズ:4.7×4.7×8.7cm
  • 風量:170L/min
  • バッテリー容量: 1380mAh
  • シングルエアマット:5〜10分
  • キャンプライト:4段階調光
  • 圧力:3.3kpa(0.5psi)
  • 充電時間:—

FLEXTAILGEAR ZERO PUMP 電動エアポンプ

インフレーションマットを静かに素早く膨らましたい方におすすめのアイテム。

2.5kpaの空気入れる圧力と空気抜く圧力により、シンブルのエアマットレスであればわずか1分間程度で素早く空気入れることができるため、時間がかからないのも特徴です。

さらに、電動エアポンプのデメリットである騒音レベルが 68デシベルなので、静かに動作するすることができます。コストがかかりますが、それ以上のパフォーマンスを見せてくれます。
  • サイズ:2.6×2.6×7.5cm
  • 風量:-
  • 重量:46g
  • バッテリー容量: 650mAh
  • キャンプライト:なし
  • 圧力:2.5kpa
  • 充電時間:-

FLEXTAILGEAR 電動エアポンプ

こちらは、ライトにもなる大容量バッテリー内臓のエアポンプです。バッテリーが3600mAhなので、複数回の使用が可能です。また、防水機能があるため、雨が降る可能性があるキャンプやアウトドアにも安心して持っていくことができます。

しかし、作動音が大きめなので、使用する場合は日中が良さそうです。
  • サイズ:4.8X4.8×7.6cm
  • 充電時間:6時間
  • 気圧:2.5kPa/4.5kPa
  • 防水性:IP5
  • 重量:160g
  • 作業時間:30分/1時間
  • バッテリー:3600mAh
  • 風量:150/300L/分間

おすすめ手動エアポンプ

おすすめの手動のエアポンプを紹介していきます。価格は他の空気入れと比較すると比較的リーズナブルになっています。

INTEX(インテックス)フットポンプ

足で踏むことによってマットを膨らますので工程がシンプルです。電動エアポンプなどよりも安価で購入することができます。ノズルを変えることによって、空気抜きも可能です。

まとめ

自動的に空気を吸い込んで膨らんでくれる便利なインフレーターマットですが、仕上げの空気入れや早く膨らましたい場合は空気入れが必須です。使用したいインフレーターマットに合った空気入れを選んで、快適な睡眠をとっていきましょう。