長期旅になればなるほど、洗濯の回数は増えるので1回あたりの洗濯にかかるコストはとても重要。
この記事では、無職で日本一周にチャレンジした筆者が洗濯をほぼ無料で終わらせることができる『ポータブル洗濯機』について詳しく解説します。
↓洗濯とシャワーを470円で済ませるとっておきの裏技も紹介しているので、気になる人はこちらの記事もチェックしてみてください!↓
もくじ
車中泊・キャンプ旅での洗濯方法

近年、コインランドリーの数が急激に増えたので最短で大量の洗濯を終わらせたい人はコインランドリーを利用しましょう。
下着や靴下、Tシャツ1枚だけで干す時間を確保できる場合は手洗いで済ませてしまうのもアリ。
しかし、手洗い洗濯はできる場所が限られてくるので注意が必要です。
コインランドリー
最近は村レベルの田舎にもコインランドリーがあるので、スマホの地図アプリで「コインランドリー」と検索すれば近くのコインランドリーを調べる事ができます。そして、ほとんどのコインランドリーで布団などの大型の洗濯物にも対応しているので、たくさんの洗濯物をまとめて洗濯したい場合にも重宝します。
ただし、1回あたりの洗濯料金が700〜1200円と高額になってしまうというデメリットがあります。
洗濯から乾燥までを1000円前後で完結できるのは非常にありがたいのですが、無職で日本一周・学生の長期キャンプ旅など、数百円レベルの出費も抑えたい人にとってはなかなかイタイ出費になってしまいます。
手洗い
キャンプ場の炊事場や公衆トイレや温泉などで手洗いをして、自分でロープを張って干せば洗濯にかかるお金は0円。手洗いは面倒ですが、コインランドリーに行けば1回で1000円。洗濯物を貯めずに毎日その日の下着や靴下を手洗いで洗うのは慣れてしまえば大した作業ではありません。
しかし温泉や公園での洗濯行為は基本的にNGな事が多いので注意が必要です。
夏の暖かい時期はキャンプ場の炊事場で許可をとって洗濯するのは全然OK。
ただし、寒い時期の手洗いは指がキンキンに冷えるのでポータブル洗濯機でササッと手を濡らさずに洗濯してしまうのがおすすめです。
ポータブル洗濯機とは

ポータブル洗濯機の他に「持ち運び洗濯機」など呼び方はいくつかありますが同じ商品をさします。
ポータブル洗濯機には大きく分けると、電源が必要なタイプと電源不要の2種類存在します。
電源が必要なタイプは自宅などのコンセントが使える環境で、据え置きの洗濯機を使うほどでもない小物の洗濯を少ない水でサクッと終わらせるための商品です。
ポータブル洗濯機の電圧に対応するポータブル電源を持っていればキャンプ場でも使用可能です。
電源ありのポータブル洗濯機

基本的に、お金を節約して洗濯をしたい場合は「電源不要のポータブル洗濯機」の購入をおすすめします。
メリット
- 洗濯から脱水まで完全自動
- 自宅でも使える
- 電源サイトでのキャンプで大活躍
- しっかり脱水できる
デメリット
- 電源(コンセント)が必要
- 収納サイズが大きくて場所をとる
- 故障リスクがある
水・電気を節約して「ちょこっと洗濯」をしたい人には画期的な商品なのですが、長期の車中泊やキャンプ旅では巨大電圧対応のポタ電や電源ありサイトでキャンプをする人向けの商品になってしまいます。
電源が必要なポータブル洗濯機の購入を検討する場合は、ポータブル電源も必要なので、ぜひ↓の記事を参考にしてみてください。
電源不要のポータブル洗濯機

電源が不要=「水さえあればどこでも洗濯可能」ということになるので、究極の洗濯方法です。
メリット
- とにかくコンパクト
- 本体価格が安い
- 壊れにくい
- 停電などの災害時にも役立つ
デメリット
- 手洗いほどではないが手間がかかる
- 脱水は電源を使用するタイプに負ける
本体価格も安く、コンパクトに収納できる商品が多いので限られた積載量の車中泊旅にピッタリです。
秋〜春にかけての寒い時期は炊事場での手洗いは耐え難いほど手が冷えてしまうので、旅中の洗濯を少しでもお得に済ませたい人は導入を考えてみましょう。
袋タイプ・折りたたみ・ボックスタイプの3種類

少しでも軽くコンパクトに持ち運んで最低限の洗濯ができれば十分!という人は最も安価に購入できる袋タイプのポータブル洗濯機がおすすめです。
逆に、大型車での車中泊で積載に余裕がありしっかり洗濯したい場合は、折りたたみタイプ・ボックスタイプもおすすめです。
長期旅で活躍!おすすめポータブル洗濯機5選
車中泊旅・長期のキャンプ旅にで役立つおすすめのポータブル洗濯機を紹介します。コンパクトに収納できて、耐久性にも優れしっかり洗濯できるポータブル洗濯機を5つ紹介するので、価格と機能性を吟味しながら自分に合うポータブル洗濯機を選んでみてください!
本体価格が安く収納バックとして使用できるので安く済ませたければ、袋タイプのポータブル洗濯機がおすすめです。
Scrubba ウォッシュバック

- 手のひらに収まる収納サイズ
- 重さはたったの70g
- 内側のイボイボが衣類の汚れを効果的に落とす
ポータブル洗濯機としては世界最小で、本体重量はたったの70gでクルクル丸めると手のひらに収まってしまいます。
2種類のサイズ展開で、大きいサイズの方ではTシャツ・靴下2足・パンツ1枚を一度に洗濯できる容量になっています。
袋の内側にはイボイボの突起がついているので、ゴシゴシ汚れを落とすことができます。
洗濯以外の場面では防水バックとして利用できるのも嬉しいポイント。
外国製ということで、日本から購入すると割高になってしまいますが耐久性や使用している人の口コミを見るとかなり実用性の高いポータブル洗濯機です。
LOGOS シェイク洗濯袋

- 総重量:(約)130g
- 容 量:(約)7L
- サイズ:(約)72×44cm
スクラバよりも安価に帰るのですが、内側にイボイボがついていないので洗浄力はスクラバに劣ります。
とはいえ、洗剤と水を入れて袋ごとシェイクすればかなり綺麗に洗濯することができます。
LOGOSのポータブル洗濯機には排水バルブがついているので、洗濯が終われば簡単に水を捨てられます。
2種類のサイズ展開で販売されているので、用途に合わせて選んでみてください。
ザブル Zablu 洗濯バッグ袋

- 内側に凸凹シートが泡立たせる
- 収納サイズ;16×32cm
- 容量;10L(Tシャツ3〜4枚)
カラー展開が6種類と豊富で厚手のナイロン生地なので、タフに洗濯できるのが特徴。
収納サイズが他の袋タイプのポータブル洗濯機と比べて大きくなってはしまいますが、折り畳めば薄くなるので工夫次第で隙間に収納できます。
丈夫な生地なので、折り畳まずに着替えなどの収納バックとして使用すれば一石二鳥。
価格もリーズナブルなので、1つ持っておけば間違いないポータブル洗濯機です。
XZDM 全手動ウォッシャー

- 毎分2500回転で洗濯&脱水
- ホースは80〜150cmの長さ
- ケーブル付きのハンドルで10秒で85%の水を脱水
ケーブル付きのハンドルをきこきこ引く事で、強力な遠心力で洗濯&脱水を可能にした商品です。
毎分2500回転の遠心力で最高88%の水を脱水することができるそうなので、干した際に最速で乾かすことができます。
カラーバリエーションが豊富なので、デザインにこだわりたい人・少しでも早く乾かしたい人におすすめの商品になります。
どこでも使えるグルグル洗濯機

- 本体サイズ:34x34×34.3cm
- ホース;30cm
- 重さ2.1kg
MAX8.8Lの水を使用できるので、1度に3枚のTシャツを洗濯することが可能なのが嬉しいポイントです。
車にポン載せしてしまえば、必要な時にすぐ選択できるのがバケツタイプのメリットです。
バンタイプなどの大きな車で、積載量に余裕のある方はぜひ導入を検討してみてくだい。
コインランドリーを4回ほど使用すれば元が取れます。
まとめ
ポータブル洗濯機について色々と解説してきましたが、まとめると以下の通りです。- ポータブル洗濯機には電源が必要なタイプと不要なタイプがある
- 安く済ませるなら電源不要のポータブル洗濯機1択
- 袋タイプのポータブル洗濯機は防水の収納袋としても利用可能
この記事では、この洗濯にかかる費用を「ポータブル洗濯機」を使うことで0円に抑えられることを紹介しました。
お金に余裕があればコインランドリーを、少しでも洗濯を安く済ませたいという方はポータブル洗濯機の導入を検討してみではいかがでしょうか!