しかし、焚き火の火の粉から衣服を守るためには、難燃ジャケットが必須です。
焚き火が活躍する秋~春はダウンを着ることが多いですが、ダウンなどに多く使われている化繊生地は火の粉を浴びるとアッという間に溶けて穴が開いてしまいます。
この記事では、焚き火キャンプに最適な難燃ジャケットを徹底比較して【予算別】に紹介します。
初心者からベテランキャンパーまで、誰もが満足できる一着を見つけるためのガイドとして活用してください!
これからのキャンプシーズンに備えて、安全かつ快適なキャンプライフを楽しむための一歩を踏み出しましょう。
焚き火ジャケットをお探しの方はこちらの記事をチェックしてみてください!
もくじ
難燃性ジャケットの必要性

火の粉が飛んできて穴が開いても全く気にならない服を着ている場合は別ですが、難燃ジャケットを1着持っていれば火の粉の心配をせずに焚き火の前に座ってくつろぐことができます。
ダウンやマウンテンパーカー・フリースなどに使われている素材は石油から作られる化学繊維であることが多く、これらの記事は非常に燃えやすい(溶けやすい)ので注意が必要です。
せっかく買ったお気に入りの、ダウンやマウンテンパーカーに火の粉で穴が開いた日には心底落ち込むこと間違いなし!
アウトドアブランドから発売されている焚き火を前提とした難燃ウェアはデザイン性にも優れていて、キャンプでも映える物が多いので1着持っておくことをお勧めします。
難燃ジャケットを選ぶポイント

秋や冬は難燃性のジャケットの下にダウンを着てレイヤリングをすることでかなり暖かくなります。
フリースやダウンを着ることを前提としたサイズ選びをしておけば、1年を通して使用できるのでおすすめです。
アウトドアブランドが発売している焚き火用の難燃ジャケットはゆったりしたつくりのもの多いので、ネットで買う際はサイズチャートや、着ているモデルさんの体型を参考にしながら買うようにしましょう!
冬に焚き火に使えるダウンジャケットも登場するのでチェックしてみてください。
【5000円以下】で買える難燃性ジャケット
5000円以下で購入可能な焚き火で買える難燃ジャケットを紹介します。安い物を使って汚れたり、穴が開いたら買い替えるという考え方もアリですね。
1~2シーズンしか着用しない成長期の子供にもおすすめです。
ワークマン 綿アノラックパーカー

綿アノラックパーカー 定価:1,900円
綿100%のゆったりとしたパーカーです。1,900円とかなり安価なわりに生地がしっかりしていて、ゆったりしているので体型も隠れると女性にも人気です。
安いので毎年買い替えてもお得に着られる1着です。
ファスナーはお腹のあたりまでしかないので、脱いだり着たりするのはちょっと面倒かもです。
ワークマン コットンキャンパー

コットンキャンパー 定価:2,900円
全6色の綿100%のパーカーで、ポケットが多くカラビナループがついていたりしてキャンプで活躍する1着です。カラーバリエーションが豊富なので、家族で揃えても可愛いです。
ペグやハンマーも収納できる大きなポケットがついています。
人気所品で店舗ではなかなか買えないのでオンラインショップで買うのがおすすめ○
武蔵野ユニフォーム クロダルマ アノラックパーカー

クロダルマ アノラックパーカー 定価:3,223円
作業着の国内メーカー「武蔵野ユニフォーム」から発売されているクロダルマ アノラックパーカーは綿100%で焚き火に強いパーカーです。やや細身に作られているので、2サイズほど大き目のサイズを購入するのがおすすめです。
値段相応の生地の厚さですが、全5色のカラー展開で見た目がおしゃれでいいですね!
【1万円以下】で買える難燃性ジャケット
1万円以下で買える焚き火に使える難燃ジャケットを紹介します。ポケットの数や大きさ・生地の厚さなど、キャンプやアウトドアシーンをでの使用を前提にして作られているのでおしゃれに着こなせます。
ヘッチャラジャケット

ヘッチャラジャケット 定価:7,700円
amazonと楽天で取り扱い無しなので、DODの公式HPにてお買い求めください。キャンプ用品を幅広く取り扱うDODの「ヘッチャラジャケット」は難燃加工を施されたリップストップコットン100%のジャケットです。
オレンジ・カーキ・ネイビーの3色から選べます。
ペグ用のループやドリンクポケット・背面の大きなポケットなど、キャンプで大活躍するギミックがたくさんです。
同じカラーで素材のパンツもあるので、セットアップで合わせるのもありですね!
オレゴニアンキャンパー Fire Proof 焚き火コート

Fire Proof 焚き火コート 定価:10,780円
アメリカのオレゴン州に拠点を置くアウトドアブランドの【オレゴニアンキャンパー】の難燃コットンで仕立てた焚き火コートです。ベーシックなデザインなので、キャンプだけでなく、コーチジャケットとして普段使いもできる優れもの。
主張しすぎないチェストポケットのステッチや刻印入りのスナップボタンがアクセントになっています。
生地には難燃糸が使われているので、機能耐久性に優れています。
ネイビーもあります。
オレゴニアンキャンパー Fire Proof CAMP PARKA

Fire Proof CAMP PARKA 定価:9,900円
同じくオレゴニアンキャンパーの難燃コットンで仕立てた、キャンプパーカーです。ポンチョ風にも着られて、キャンプ感が満載の1着です。
7分袖なので、ファイヤーワークや調理の際に動きやすいのも大きなポイント。
機能だけでなく、シルエットの美しさとコスパを追求、両立させたオレゴニアンキャンパーの自信作です。
カラーは3色展開。
【2万円以下】で買える難燃性ジャケット
2万円以下で買える焚き火用ジャケットを紹介します。2万円の予算があれば本格アウトドアブランドから発売されているものも購入可能です。
1着買あれば数年は使用できる耐久性があるので、キャンプを長く続ける(続けている)人におすすめの焚き火ジャケットです。
mont-bell フエゴパーカ

フエゴパーカ 定価:15,180円
モンベルが独自に開発した難燃性素材【フレアテクト】を使用したパーカです。登山ブランドのモンベルが開発したパーカーなので、動きやすさや機能性は間違いないです。
調理やたき火で火の粉を受けても穴があきにくく、薄手のダウンやフリースの上からでも羽織れるゆとりのあるシルエットになっているので1年中着られます。
背中にグローブなどを収納できる大型ポケットがついているので、ポケットの生地腰のあたりが上部になっています。
Amazonでは高額出品されたものしかないので、公式オンラインショップでの購入をお勧めします。
grn outdoor HIASOBI CAMPER JACKET

アウトドア HIASOBI CAMPER JACKET 定価:15,400円
grn outdoor(ジーアールエヌ アウトドア)は、アウトドアウェアやギアを展開する古着屋発のブランドです。古着屋発のブランドとして、他ブランドにはない古着の風合いや温もりを感じるアイテムが多いのが特徴です。
味のあるコットンツイル素材に「難燃加工」と「撥水加工」を施したオリジナル生地を使用していて 燃えにくいため、焚き火でもガシガシ着られます。
背面にはペグが装備できるデイジーチェーンが付いていたり、フロントの大きなポケットなど収納が多い1着です。
胸ポケットには「SOTO ガストーチ」が収納可能。だったり、スマホサイズのフロントポケットなど細部までこだわっています。
フードの前立てが高めな仕様のためチャックを上まで締めれば首元・口元もしっかり火の粉から守ってくれます。
カラーは4色展開です。
グリップスワニー FIREPROOF CAMP PARKA

グリップスワニー FIREPROOF CAMP PARKA 定価:17,380円
自己消火性に優れたミリタリーファブリックの難燃素材「BRAZE SHLELD」を使用したキャンプパーカーです。従来の難燃素材より5倍の強度が有る素材で、万が一接炎しても溶けずに炭化し火傷から身を守ってくれます。
国内の検査機関でも難燃生地としてクリアしている素材だそうです。
大容量のフロントポケットがあるので、様々なキャンプギアを携帯できます。
【3万円以下】で買える難燃性ジャケット
グリップスワニー FIREPROOF GS ANORAK

アノラックなので、パーカーよりもゆったりと着たい方におすすめです。
スノーピーク ジャケット TAKIBI

スノーピーク ジャケット TAKIBI 定価:23,100円
Snow Peakの新しい「TAKIBI Canvas」シリーズは耐久性・撥水性に優れているのが特徴です。タテ糸にコットンを、ヨコ糸にカネカロンという難燃アクリルを使っているので、とにかく耐久性に優れています。
最終工程で耐久撥水加工を施しているため、多少の雨や調理で濡れてもなんとも和えいません。
「TAKIBI Canvas」シリーズはジャケットの他にも、ベスト、エプロン、ハットがあるので、シリーズで揃えるとお洒落。
【5万円以下】で買える難燃性ジャケット
5万円以下で買える焚き火ジャケットを紹介します。5万円の予算があれば高級アウトドアブランドや、冬のアウターとして使える難燃性の焚き火ダウンも購入できます。 普段使いもアウトドアでもお洒落に期待人におすすめです。
ヘリーハンセン Anti Flame Boa Liner Jacket

アンチフレイムボアライナージャケット 定価:33,000円
難燃作業服用に開発した難燃素材「PROTEXAⓇ-FR」を使用したヘリーハンセンのジャケットです。内側はボアフリースになっているので、保温性も抜群で秋~冬にかけて活躍する焚き火ジャケットです。
コットンライクな素材感や落ち着いた色合いで、キャンプから普段使いまで毎日着たいデザインですね。
フードにはストッパー付きのドローコードがついているので、風の強い日でも安心です。
NANGA TAKIBI MOUNTAIN PARKA

タキビマウンテンパーカー 定価:39,600円
ナンガ独自のアラミド繊維とポリエステル素材を混合したタキビ生地を使用しているので、難燃性と撥水性に優れています。フロントとバックに6個の立体的なポケットがついており、アウトドアガジェットを効率よく収納できるよう工夫されています。
マチ付きなので、厚めのギアでも収納可能です。
ナンガ独自のアラミド繊維とポリエステル素材を混合したタキビ生地を使用しているので、難燃性と撥水性に優れています。
フロントとバックに6個の立体的なポケットがついており、アウトドアガジェットを効率よく収納できるよう工夫されています。
マチ付きなので、厚めのギアでも収納可能です。
首回りがしっかり立ち上がるので、首に吹き込む冷たい風からも守ってくます。
スノーピーク TAKIBI Carbon Parka

スノーピーク タキビキャンピングパーカ 定価:47,300円
スノーピークの「TAKIBIシリーズ」の最新作のTAKIBI Carbonのパーカーです。スノーピークらしいシンプルで洗練されたデザインのパーカーで、普段使いにもキャンプにも使えます。
難燃性能に非常に優れた新素材を使用しているので、火の粉が飛んできても心配なし。
焚き火グローブにも使用されるアクリル繊維のおかげで、色褪せや色落ちにも強いという特性があります。
大きなカンガルーポケットは、上部に貴重品などが収納できるよう口留めが施されてえいます。
カラーはブラックの1色のみ。
【10万円以下】で買える難燃性ジャケット
5万円~10万円の焚き火ジャケットを紹介します。フェールラーベン Luhkka

フェールラーベン Luhkka 定価:70,400円
フェールラーベン伝統のG1000素材「ポリエステル65%と綿35%の生地」を使用した中綿入りのケープです。薄い中綿が入っているので、保温性と耐風性がある1着です。
スカンジナビア半島北部の先住民族サーミ人の伝統的な衣装をモチーフにしてデザインされているので、日本で切れば周りと被ることなく、個性を出せます。
フェールラーベンで販売されているグリーンワックスを塗布して生地に浸透させることで、耐久性と耐水性をアップさせることができます。
長年かけて育てていける1着です。
ファーの部分は取り外しができます。
NANGA タキビダウンジャケット

NANGA タキビダウンジャケット 定価:74,800円
ポリエステル生地に難燃素材アラミドを配合した独自のタキビ生地を採用したダウンジャケットです。羽毛にナンガ独自の超撥水ダウンを採用しているため、雨天時の水蒸気や汗による湿気による保温力の低下を抑えます。
6つのポケットがついているので、キャンプでの収納・形態には困りません。
全7色のカラー展開になっているので、アウトドアシーンから普段使いまで好みに合わせて選べます。
まとめ
1000円代の焚き火ジャケットから5万円を超える高価なものまでたくさんのジャケットを予算別に紹介しました。予算や使用用途によってお好みの焚き火ジャケットを選んでみてください。
火の粉を気にせずに、焚き火の前でゆったりくつろぐ時間は何物にも代えがたいですよね!
快適で楽しいキャンプライフを!! 焚き火ジャケットをお探しの方はこちらの記事をチェックしてみてください!