【和歌山県】1袋100円地元の人に聞く有田みかん無人販売所!マップあり

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和歌山といえば、有田みかんが全国的にも有名ですよね。

それもそのはず、有田みかんは日本一の生産量を誇っており、日本のみかんの10個に1個は有田みかんです。

和歌山県有田市は年間を通じて温暖な気候と、夏場に雨が少なく水はけの良い急斜面を利用することで、温州みかんの栽培に最適な地域になっています。

その歴史は440年以上になる一大みかん産地です。

今回私達がしてきたのは、運転しているとよく目に入る『無人販売所』の有田みかん巡りです。

有田みかんは一般的に1袋1000円前後するのですが、和歌山の有田みかんの無人販売所は100円のところが多くあります。

しかし、色々な無人販売所に行ってみよう!

となったものの、ふとした時には目に入る無人販売所なのに探してみると意外と見つからない…。

そこで、地元の方にもおすすめの場所を聞きながら有田みかんの無人販売所を探してきました!

有田みかん無人販売所をマップにもしてみたので是非参考にしてみて下さい。

和歌山の無料車中泊スポットをまとめた記事もあるので、良かったら見てみてください。

この記事でわかること

  • 有田市の有田みかん無人販売所の場所
  • 地元の方の一押し無人販売所
  • 無人販売所巡りで注意すること
  • みかんが剥きやすい・汚れない便利グッズ

無人販売所はなぜ安い?

『無人販売所で有田みかんを100円で買えるのは嬉しいけど美味しいのかな?』

と不安になる方もいるかもしれませんが、有人販売所と変わらない美味しさのみかんを購入することができるので安心してください。

無人販売所では卸を通さずに商品を提供できたり、人件費の販売のコストがかかりません。

そのため、安くて美味しい有田みかんが食べられるのです。

有田みかんの種類

甘みと酸味のバランスが丁度いい有田みかんは、毎年9月頃になると、緑色のみかんが徐々にオレンジ色に変わっていきます。

有田みかんは出荷の時期によって名前が分けられており、

秋頃から1月中旬にかけて

『極早生(ごくわせ)みかん』

『早生(わせ)みかん』

『中生(なかて)みかん』

『晩生(おくて)みかん』

の順に2月頃まで収穫し出荷されます。

それぞれの特徴について以下で説明していきます。

極早生(ごくわせ)みかん

出荷されるのは9月〜10月頃で、1番早く収穫されるみかんです。

果皮が全体的に青みが残っていて、やや酸っぱいのが特徴。甘酸っぱいみかんが好みな方は極早生みかんは堪らない美味しさなのでおすすめです。

【極早生みかんの品種】
ゆら早生・日南1号・YN26

早生(わせ)みかん

出荷されるのは10月下旬〜12月頃で、極早生みかんが終わった頃に出てくる一番人気のみかんです。

早生みかんは、極早生みかんより甘みが強くなっており、ほどよい酸味のバランスが取れています。

【早生みかんの品種】
田口早生・宮川早生・宮川早生・興津早生

中生(なかて)みかん

出荷されるのは11月下旬〜12月頃で、出荷期間が一番短い品種のみかんです。

糖度が比較的高いため甘さが強くあり、酸味が少ないのが特徴です。果皮が厚いので他のみかんよりも日持ちしやすいです。

【中生みかんの品種】
温州・きゅうき温州・石地温州

晩生(おくて)みかん

出荷されるのは12月〜2月で、温州みかんの中で最も歴史が長いみかんです。

11月〜12月に収穫したみかんを3月〜4月まで貯蔵性することも可能なことから『貯蔵みかん』とも呼ばれています。晩生みかんは貯蔵することによって、水分が抜けて甘みが凝縮されていきます。

【晩生みかんの品種】
林温州・大津四号・青島温州・丹生系温州

有田みかん無人販売所マップ

今回紹介する無人販売所の多くは、道の駅明恵ふるさと館の周辺にまとまってあります。
有田みかん無人販売所マップ

Googleマップ上には載っていない場所や、マップが更新されておらず無人販売所がストリートビューで写っていない場合もあります。
また、私達が見に行った時点では無人販売所があっても取り壊されてる場合もありますのでご了承ください。

1カ所目のみかん無人販売所


国道480号線沿いの道の駅名恵ふるさと館を左手に通りすぎて道なり進むと、一つ目のみかん直売所が右手に見えてきます。
Googleマップより

こちらの無人販売所はみかんが売り切れていて購入できなかったのですが、Googleマップ上にはみかんの販売がありました。

2カ所目のみかん無人販売所


1カ所目の有田みかん無人販売所を通過して、道なりに進むと2カ所目の無人販売所が見えてきます。

車を停めるスペースはあまりないので、路駐して購入しに行きました。車を停めると、前の車と後ろの車からも購入される方が降りてきてたので、この辺りは無人販売所激戦区だと思われます。


私達が到着したのは12時半でしたが、みかんは6袋残ってました。

みかんの他にもキウイの販売がありましたが、こちらも5つ程入っていて100円。スーパーだと1つで100円するので安すぎますよね。

一つ目のみかんゲットです。

1袋に6個のみかんが入っていました。100円でこんなに有田みかんが入っているのは無人販売所しかないですね。

3カ所目のみかん無人販売所

2カ所目の無人販売所を通過してそのまま道なりに進んでいくと、民家の前に3ヶ所目の有田みかんの無人販売所があります。

カゴに貼られている紙にはゆら早生の文字がありました。

時期的にはゆら早生はないはずだったのですが、今年は暖かったのでほんのり緑色のゆら早生が残っていました。

値段はこちらもゆら早生が100円で、1袋に6個入っていました。

4カ所目のみかん無人販売所


2カ所目からそのまま直進していくと、右手に黒のコンテナの無人販売所がありました。

大きくみかん直売の文字が書かれています。こちらの有田みかん無人販売所は新しそうですね。

コンテナの中に入るとリラックマが迎えしてくれました。

こちらも早生のシールが貼られていたので極早生と早生に切り替わる時期だったようです。

この無人販売所では、200円のものと100円のものがあったのですが、入っている個数は同じだったので、サイズ別というところでしょうか?

今回は、100円の早生みかんを購入してみました。

こちらは1袋に7個の有田みかんが入っていました。

5カ所目のみかん無人販売所


3カ所目から真っ直ぐ進んだところに4カ所目の有田みかん無人販売所もありました。

こちらは竹藪で影になっていて見逃しやすいので要注意です。

みかんとだけ書いてありますが、少し青みがあるので極早生か早生でしょうか?

こちらは残り4袋となっていました。
1袋に6個の有田みかんが入っていました。

6カ所目のみかん無人販売所

しばらく進んだのですが、無人販売所がなさそうだったので道の駅名恵ふるさと館まで引き返すことに。

5カ所目は道の駅の交差点右折した先にありました。
道の駅側から向かうと見つけづらいのですが、交差点有田みかん無人販売所があります。

この交差点を直進したところにも無人販売所があるので、右折をせずに買いに行った方が良さそうです。
みかんが残り9袋ありました。この日は白と黄色の菊も売られていました。こちらも全て100円です。
1袋に普通サイズの有田みかんが13個程入っていました。

無人販売所巡りの中で一番個数が多かったのはここでした。このボリュームで100円は破格すぎます。

ここは1〜5ヶ所目までの無人販売所から少し外れているためか、意外と穴場なのかもしれませんね。

7カ所目のみかん無人販売所

5カ所目から更に先に進むと、左手に6カ所目の有田みかん無人販売所が見えてきます。
こちらの無人販売所は、普通のサイズのみかんと大きいサイズのみかんが販売されてました。

その他にもネギやレモンなどもあったのですが、ホワイトボードに書いてあるように全て100円
大きいサイズのみかんは3個入りで、普通サイズのみかんは1袋に6個の有田みかんが入ってます。

無人販売所でのみかんは1袋6〜7個が多いようですね。こちらの有田みかんはオレンジ色が濃くツヤがあります。

8カ所目のみかん無人販売所

7カ所目は6カ所目から少し離れて、国道480号線沿いを進むと見えてきます。

隣に有人販売所がありますが、左側にひっそりとあるので見逃さないように注意です。
こちらのみかんは大きなサイズのみかんが4個入って販売されていました。

9カ所目 おすすめの有人販売所

近年は気候が暖かいため、みかんの収穫時期が通年と変わってくる場合が多いです。

7カ所目に紹介するマルシ農園は、有人の有田みかん直売所なので100円みかんはないのですが、

今年の有田みかんの収穫事情を丁寧に教えて頂けるのでこちらにも寄ることをおすすめします。

無人販売所では『みかん』とだけ書かれていることが多いので、今どんなみかんが販売されているのかなどを知ることはできません。

こちらの販売所では、今収穫されているみかんについてや、試食をしつつ美味しいみかんの見分け方も教えてもらえるので是非訪れてみては。

場所は道の駅側から見て有田川を越えた交差点にあります。

無料駐車場が店の左側にあり、数台停められるようになっています。
こちらの有田みかんは1袋500円。

ここまで100円みかん巡りをしていると500円は高い!と錯覚を起こしそうになるのですが、1袋に有田みかんがこんなに入って500円は安いですよね。

それに加えて有田みかんについて色々教えてもらえるので行く価値ありです。

10カ所目 地元の方一押しみかん無人販売所

こちらの宮原共撰場地元の方が1番美味しいと言われていた無人販売所です。

ここは1〜9ヶ所目から離れたところにあります。農業協同組合が運営しているところのようです。

販売所は自販機の左隣に有田みかんが並べられます。

こちらのみかんが置かれるのは収穫が終わってしばらくしてからのようなので、お昼すぎを狙うといいそうです。
  オレンジ色の濃いツヤがある有田みかんを10個も入れてくれていました。
我慢できずに食べてみると酸味が少なくとても甘くてジューシーでした!

こんなに美味しいみかんがあるとは…と私達は感動しました。地元の方おすすめの場所は大当たりでした。

みかんが剥きやすい・手が汚れない!便利グッズ

みかんの皮を剥く時に、皮が剥きにくかったり、爪の間に皮が入ってしまったり、手が黄色くなったりしますよね。

極早生だと他の有田みかんよりも皮が青く、剥きずらいです。

仕方がないことだとは思うのですが、気になる方も多いのでは。

そんなときにムッキーちゃんを使うと、手を汚さずに剥けるのはもちろん、甘皮まで剥けるのでおすすめです。

みかんだけではなく、皮の厚いオレンジなどにも使えるので是非手に入れてみてください。

注意事項

  • みかんの無人販売所はみかんの収穫が終わってから並べられることが多いので、お昼前くらいに向かうのがベスト。
  • 時期によってみかんの種類や味が変わるので、好みのみかんに合わせた時期にいきましょう。
  • 駐車場がないところが多く、土日は混雑が見込まれるので素早く購入しましょう。

まとめ

  • 無人販売所で有田みかんを100円で買える
  • 地元の方イチオシは宮原共撰場
  • 有人販売所にも行って情報を得るとより楽しめる
  • みかんが並べられるお昼前後を狙う
  • 好みのみかんの時期に合わせて購入しに行くと良い
  • ムッキーちゃんがあると手が汚れなくて便利
いかがでしたでしょうか。本記事では、和歌山県の有田みかん無人販売所を紹介しました。是非和歌山に訪れた際は参考にしてみてください。